親友とランチをし、買い物をし、ぶらぶらする休日。
ストレスのたまった親友の愚痴を
ただただ聞く。
≪仕事ホントやめたいよ…会社の方針も理解できないし、しんどいのは仕方ないとしても
給料良いわけでもないしね。将来のキャリアアップになんてならないし、早く次探さないと≫
結婚はしたいとずっと夢見てるが、
結婚できないのだから生活の為には働かないとと焦る友人。
カツカツの生活をし、ほしいものはカードで買い、
支払いに頭を抱える女。
彼女は
恋愛に積極的ではないタイプの女だった。
見た目もかわいらしく愛嬌がたっぷり。
かわいいねかわいいねと言われながら生活をしているのに、
恋愛モードに発展する事が少ない。
きっかけは相手から≪男の方から≫
好きだな、かわいいなと思われたいが
この人と一緒にいたいという気持ちには自分の方からなりたいのと
訳のわからない理想をいう彼女。
そんな事をいってるからか
男選びの才能は皆無。
まじめな人とろくでもない口だけ男
両方に好意を持たれたら、
100発100中でろくでもない男に惹かれると言う
そんな彼女も
そろそろ自分がドシンと愛され、奔放に生きる道に憧れ、
ただいま実践中なんだと笑う。
≪今の彼はね、彼のほうが私を好きって比率が大きいの。私は彼でもいいかな…くらいなのね≫
愛するより愛されたいと方向転換したようだ。
≪でもね、自分がそんなに好きじゃないからなのか、
一言一言にすっごく頭にきちゃう事とか多くて……≫
そりゃそうだ。
天性のドエム女が、
下から機嫌を取られて、良い気分な訳がない。
私はいいきった。
≪相手にね、あなたのここが嫌。こういうの治してって言って、気をつけてくれても、結局治らないでしょ?人間なんてそんなすぐに変われないのに
あんたの言ってる事、しようとしてる事ってね、
黒いマグカップを見せられて、これは白いお皿だからね。わかる?って言われてるくらい
真逆な訳。だましだましでは騙せない事できるわけないじゃん≫
と。
友人は
少し考えた素振りを見せたので、
お?????と次の言葉を待ったのだが………
≪ん、そだね。ま~~~無理だと思ったら即別れるわ。
だから 今までみたいに振り回されても好き~~~って思えるような人、紹介して≫
とカラっとした笑顔で言うのだ。
ま~~~自分とはスタイルの合わなそうな彼とはそう長くないだろうなと思い、
彼女に紹介出来る男を
頭の中で考えたのだが………
正直私の友人の男。
彼女が惹かれるようなクズ男は一人もいない……
高年収で、顔も良くて、やさしくて。
人との関わりを大切にし、人からの人望も厚い男。
親友なのだから、
私の中でパーフェクトな男を紹介したいと思ってる。
ただ、世の中的、私的に
素晴らしい男が
この友人のお眼鏡にかかるのか…
今後ふたりのキューピットに私がなれたら、
続きを書きたいと思っています
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