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愛すべき男

『彼氏がね~~~超かわいいの~~~~~』

私と友人がカフェの席に着いたと同時に聞こえた。

女が二人。
美味しそうなケーキを食べながら
とろけた顔で言う。

≪かわいいってどういうところ??≫

『この前風邪ひいた時あったでしょ?私久ぶりに高熱で…デートの予定だったんだけど行けないな~~って電話で彼に言ったんだけど
その時電話では彼、そうかわかった お大事にねって感じだったんだけど』

≪あ~~仕事休んだ時の事ね、みんな体調大丈夫かなって心配してたよ~~~≫

『そうそうその時ね、彼と電話を切って、寝てたら治るって信じてベットで寝てたら。
電話連絡もなく、いきなり家に来て。ポカリとかオレンジジュースとかゼリー買ってきてくれて』

≪え~~~やっさし~~~~~~≫

『それだけでもありがと~~~~って感じだったんだけど、スーパーで食材まで買ってきて
寝てていいよって彼が言ったから、お薬も飲んでたし眠気ひどくなったからうとうとしてたのね
1時間後くらいにおでこ触られたから目さましたんだけど
彼、おじやとスープ作ってくれて!』

≪まじ~~~???料理出来るとか最高じゃん~~~≫

『しかもお出汁とかもちゃんととっててさ、本格的で超美味しくって~~
デートの約束してたのに ごめんねって言ったら、彼、会う事がデートなんだからこれもデートだよって言ったの~~~~』


≪やば~~~~~い感動~~~~~かっこい~~~~~≫

聞いてて
羨ましいでしかない会話

彼氏のやさしいエピソードをキラキラした笑顔で話し
話しを聞いてる友人まで幸せそうだ…

時間つぶしでカフェに入ってたらしく
だらだらと話す事なく
ケーキを食べ終わったら彼女達は席を立った。

友人に
今の子たちの会話
なんか、ほのぼのしたよねというと


友人は
≪うん。料理出来る男ね、確かに羨ましいわ
でもさ~~~~~~≫


ストローで氷を突きながら

≪もし 他の男との約束があって
体調悪くてデートキャンセルって嘘つくとするじゃん…
あれだけありがと~~ありがと~~って言っちゃったら今後風邪ひく度に相手の男来るんじゃない? 仮病使えないよね≫



完全に
根性がねじ曲がった女の言う言葉……

私も
あのキラキラした笑顔で彼氏自慢をする友達がほしい…
そして
その友達が彼氏自慢をした時に
いいな~~~っと心から言える清らかな心を持っていられるのか
試してみたい





久しぶりに映画を観てきました。
ずっと観たかった
≪夢売るふたり≫

阿部サダヲと松たかこの映画ですね。

観ようかなって思ってる人がいらっしゃったら
このあたりで読むのストップしてくださいね

少々ネタばれ的ありです


まず
座席に座り
予告だの 映画のマナーだの
長ったらしい時間稼ぎがあり、

その間友人とは
小声で今度観たい映画などを話していたんですが、

どう考えても
モッサイ男性が一人

私から2つ席を空けたところへ着席

その後に
派手な女登場

一つ空いた空席に
当たり前のように自分のバックを投げるように置き、
彼とおしゃべり開始

この時点で
派手女は
携帯を触りながら
モサ彼に中身のない話しをしてたんですよ

私の心の中
≪その携帯、映画中に鳴ったら…ただじゃおかね~~~~≫ってね

予告でも散々流れていた
夢売るふたり

R指定??どうして????
って思ってましたが

完全にアウト

おっぱいぽろ~~~んで
ローションヌルヌル~~~で
喘ぎまくりの
挙句の果てに
松たかこの一人エッチシーンまで…

場面の入れ替わりやら
緊迫したシーンが多い映画です

シ~~~ンとした中
隣の派手馬鹿女の携帯が
ブ~~~~~ンブ~~~~~~ンと

ローターでも仕込んできたのか
と思う勢いで震えだしたのです

音が鳴らないにしろ
早く止めてくれ…と思う事

4回


この女
今すぐ帰れ…という気持ちで

ふか~~~~~~~いため息をついてやりました。

笑う場面ではないところで笑う
真剣なところで声を出す

こういうところが映画館の
うんざりしてしまうところですね


2時間半の映画が終わり

私、個人的に
もう一度じっくり観たい映画だわ…っと思い
エンドロールが始まった時

≪わっかんない おもしろくな~~~い≫
と派手馬鹿女

追いかけて携帯折ってやろうか…と思いますねww

私の苛立ちに
友人も気づき
あの馬鹿女について
しこたまあり得ないという事を話しすっきりしたところで

映画を振り返り
≪面白かったけど、また観たいんだけど、今の私たちが観るべき映画だったのかな…ちょっと気分がず~~~~んとなっちゃうねww≫


そうか…
恋愛とは何か…なんて言ってる私たちにとっては
かなり重い映画ではあった。

馬鹿女のおかげで
そこまで深く観なかった事を良しとするか……





元彼の今カノ

違和感ある三人…
ファミレスでご飯も食べずに
飲み物だけの三人

喋る事も少なく、異様な雰囲気だったため

店員さんへ
窓側がいいですと理由をつけ
彼女達の近くで席を取った


≪もう関係ないから私たち≫

と一人で座る女が
二人をにらみながら言う


≪うん こいつがどうしても話したいって言うから来てもらった≫
と男

男の隣の女が
≪だって、写真も残ってるし、電話番号だって残ってる。
まだ連絡取ってるんでしょ?≫

という彼女の言葉を切るように

向かいの彼女が
≪は?なら首に縄つけとけよ≫ち吐き捨てた

今彼女が元彼女にやきもちを焼いたのだな…

にしても
この彼氏は
こんな席を設けて…
情けない男…

自分で今カノの事くらい処理しろよ…って思ってしまう…


元カノがトイレに立った時


今カノが彼に
≪よかった そんなにかわいくない≫と呟いた


彼は
≪心配しなくていいよ…≫と言ったので

この女と男
どこまでちいさな世界で生きてるんだ…と腹が立った…

確実に
元カノのほうが
持ってるものも
対応も
今カノを上回ってるのに……

せまい世界で生きる人間ってのは
周りから見てて吐き気がするものだ






引きずる女

元彼と食事をすることになり二人揃って大好きだったイタリアンのお店へ行った

いつも常連さんでカウンターはいっぱいになる。

私たちはテーブル席へ

生ハムや、ピクルスなどをつまみにビールからワインへと移っていたころ

背中のカウンター席の女の異変に
元彼が気づいた


こっそりと
【なんか泣いてる…】というので
振り返ると

二人の女性が背を向けて座っており、
一人がうつ伏せになりもう一人が肩を撫でていた

元彼は
何もなかったようにワインを追加し
スマートな対応を取ったが、私は聞き耳を立てていた

≪元彼と戻りたいと思うなら電話しなよ~~≫と慰める女

≪無理だよ…もう…電話もメールも返ってこないんだもん≫と泣き崩れる女

肩に手をやり
≪嫌いで別れたわけじゃないんでしょ??ちゃんと話しておいでよ≫
という友達に
泣きながら
≪好きなんだも~~~ん…別れてその事に気づくなんて……≫
とまだうつ伏せになって泣いてる

親身になって聞いてた友達も
何を言っても好きなんだと泣く彼女に飽きたのか
肩を撫でながらもテーブルの食事に手を伸ばし、
頬張りながら話を聞いているのがツボだった


男前ばかりの店員も
彼女らに気を使い、
≪戻れるよ~~~大丈夫だよ~~≫と言いはしてたが、

こういう話しは、
全く持ってアドバイス的な事は出来ないものだ


好きな人がいる
告白しようか迷ってるなどの先のある話しには花が咲くが……

泣いてた彼女も
うつ伏せ過ぎて暑くなったのか
≪もう……飲む!!≫
とビールを飲み干し

そのタイミングを見計らってか、
友人の
もうカエロっか…という促しに素直に応じた

彼女達が帰った後に
元彼と

≪こうやって元彼と元彼女一緒にご飯食べてるっておかしいのかなww≫
と聞いてみた

≪ま~~別れ方もあるし付き合い方も人それぞれ。お前にも二度と会いたくない彼とかいるだろ≫

と落ち着いて言う

確かに
今目の前にいる元彼は
たぶん一生こうやって何も考えずに食事とかしてそうだ


戻りたいとか思わずに
自然に居ることが
ベストなのかはわからないが、
泣いてるうちは
元彼に連絡はしないほうがよさそうだ…


















同窓会というのは久しぶりに会えば会うほど盛り上がるものだ
結婚をしてる人 離婚した人 独身の人
ごちゃ混ぜで話すのはこういう機会くらいしかない。

既婚男【俺、嫁さんに嫌われてるんだ…】
独身女【えなんでなんで??】
既婚女【なんか他に手出したの?】
既婚男【そんな事しないよ エッチしたいな~~って思っても仕事から疲れて帰って顔合わせたらすぐに子供との寝室に行っちゃうし…触られるのも厭らしい】

彼は男気もあって昔から人気のあった子だ
既婚女【子供が恋人になっちゃったのかな~~~】
独身女【てかさ、なんでもっと押し倒そうとか黙ってろとかいかないわけ??エッチしたいんでしょ??厭だ~~って言葉をまに受けスギじゃない??】

確かに
女のいやだ~~はもっとして~~の裏返しでもある

既婚男【いや、めげずにいってたんだけど マジでやめてくんない?って真顔で言われてから俺の息子元気即効なくなっちゃって…それからそういうの言うの怖いんだって】

あらら…
完全にセックスレスモード突入ですね……

独身女【他いきな 性の対象を変えたら??】←なんとフランクなwww

既婚女【もういまさら恥ずかしいとかいろいろあるんだって……】
子供の出産に立ち会ってもらったという彼女も
旦那とはセックスレスらしい

既婚女【人生で一番感動のシーンに立ち会ってくれるのは嬉しいけど自分史上最強に痛い~~って顔も見せてるでしょ?そのままばたばたと子育てして、子供の前で旦那にママって言われて
旦那のママじゃないのに…そうなるといまさらはいエッチしましょなんてなれないのよ…】

う~~~~ん……
私は結婚も出産もしてないが
出産の立ち会いは何となく遠慮していただきたいと思ってしまった……

既婚男【いや、俺立ち会いもしてないし、嫁の事すっごく好きなんだって だから拒否られんのがマジで凹むのよ……】

とここまで話したところで
他の既婚男が席に参加

独身女【あ~~○○(既婚男B)嫁とエッチしてる??】

既婚男B【一年やってね~~~www】

独身女【その理由は??】

既婚男B【いやもうオカンなんだって 嫁ってさ。いまさら感だな。】

既婚女【男ってまじで嫌だ~~~~】
半泣きになってる

既婚男B【俺 ○○(既婚男A)の奥さんも見たことあるけど 綺麗し他の友達の家族も会った事あって 俺の嫁も 不細工とかそんなんじゃないのよ でもなんかもう今更抱けないね】

なんだよ…
いまさらって……

いまさらって言う既婚男は
他で絶対にやっとるな……と目を光らせた私

【他で処理出来てるならそれでいいんじゃないの??】
とカマをかけると

既婚男B【ま~~それも選ぶの大変なんだって…めんどい女とか人生破綻しそうになるしね】

既婚男B…一回死んでこい…と思ってしまったけど

セックスレスの既婚男Aの相談の解決策は全く話題に上らないまま

旦那のエロDVDの隠し場所や 奥さんのへそくりの話しなど
既婚者ならではのおもしろ話しを披露していただいたのです




















男選びの本音

友人と一緒にバーへ行った時の事。

そのバーで働くイケメンは
友人の元彼だ。

≪お~~~~久しぶり!来てくれたんだ!≫
満面の笑みで迎えてくれるイケメン元彼。

友人はもう
元彼という意識はなく、友人としてよく店に来てると言う。

彼女は≪今さ二人の人と仲良くしてて、どっちと仲良くなろうか悩んでて……しかもその二人は友達同士。≫

元彼の店であたらしい恋話。

≪その二人ってどんな人??≫と私が聞くと、

≪どっちもクリティカルな好みじゃないんだよね。でもそろそろ結婚とかも視野に入れたいし
今度からは中身重視っていうか…結婚を見据えた人探そうかな……って≫


恋愛と結婚は別物だと
私も思ってる。


≪一人はまじめな感じの人で、顔はとびきり男前ではないけど、仕事も堅いし、それでモテるって感じで話しも合うんだよね。もう一人は顔はタイプではないけど、一般的にはかっこいいって感じなのかな…で、仕事もま~~普通。こっちの人からはご飯行こうとかどこか行こうって誘われてる≫

こういうのって難しい……

どっちもクリティカルではない…

選ぶならどっち???って感じで付き合って
絞って決めて
付き合ってみたら全然違った…あっちのほうがよかったかな…と思っても
友達同士の仲から一人を選んだら
失敗したら次ってわけにはいかないのがこれまた…
簡単ではない



≪ん~~~…結婚するなら安定なのかもね、年収もあって仕事堅くてまじめ。
私ならこっちかな…≫と私的考えを言うと

≪そうなんだよね…そっちのほうが話しも合うし…そっちかなって思うんだけど仕事であまり会えない人なんだ…≫

彼女はべったりと一緒に居たいタイプなのに
昔からべったりと一緒に居てくれる彼氏を選んだ事がない。


今目の前にいる元彼も自由人。

理想と現実は
違うのだ…


≪どっちともすぐに付き合いましょうって感じじゃなくって、会う過程で見ていったほうがいいんじゃない?≫

私に出来る最大のアドバイス……

だって、
友人には幸せになってほしい

先に結婚なんかされたら寂しくてしょうがないけれど、
それでも、彼女の幸せを願う。

それにしても…
やっぱり
男の仕事ってものは…価値を上げたり下げたりするもんだ…

恋愛の時は夢追い人が好き…なんて言ってた彼女を
結婚となると
同じくらいの感じの人で比べるなら…
こっちの仕事に就いてる人がいいでしょ~~!と満場一致してしまうものなのだ…























コーヒーはブラック派。
甘ったるいものは飲めません。

友人に
ザ.女子みたいな子がいます

≪ケーキたべた~~い! パフェ最後に頼もうかな~~≫みたいな
かわいい事を言うのです。

やっぱりスイーツ好きの女の子はかわいいですね

c-12[1]

さて、
今回はカフェでのカップルの会話です

暑い日が続きますが、夜になるとヒヤっと冷たい空気…
夏が終わるな…って雰囲気ですね

暖かいコーヒーが飲みたくなり、
深夜までやってるカフェへ

隣には
美男美女のカップル。

こういうお似合いのカップルって
どっちのほうが好きの比率がでかいのか…なんて考えてしまいます

そんな事を思いながら
携帯をいじっていたところ

≪お腹すいた…マジで…≫
と彼女


≪何かここで食べたら??お腹すいたら機嫌悪くなっちゃうでしょ≫
と彼

女はみんな、
食欲満たされないと機嫌が悪くなる生き物なんですね。

≪パフェか~~~~チョコケーキ!≫
満面の笑みで微笑む彼女

かわいい事極まりない……

≪え……腹減ってるのにそんなもん食べて…ちゃんとご飯食べなよ……≫
とシラケタ顔の彼

その瞬間
≪は??何食べようがいいじゃん。毎日ご飯ケーキだっていいよ私…≫

笑みが一瞬で消えるどころか声質まで変わり……

≪は?てかんなもんばっか食ってるからしんどいだの 風邪ひいただの言うんだろうが…≫

あれれ???
喧嘩……??てか険悪……

彼女ははむっすー……っとし出し、
彼は貧乏ゆすりをし出す……


理想のカップルが…
目の前で崩れた瞬間……

どうやって仲直りをするのか見守りたくて コーヒーを飲む速度を緩め、

読みたくもない雑誌を読み、

彼≪てかよ、もう会うのやめね?別に付き合ってるわけじゃねーしさ。お前も何人もいんだろ男≫


ええ~~~~~~???????

なんっじゃそら……

彼女≪そだね、セフレだしね、なんか合わないしね、どうでもいいよ≫

セフレ……
こんな美男美女のセフレ…


本命はどんなんなんだ……

私がもし
彼の本命彼女だったら…
こんな美人とセフレの彼……
死にたくなるわ……

彼もよくこの美人になびかなかったな…

ドライでライトな付き合いってもんは
私の理解の範囲を 
違う形で超えた



































女には月に一度憂鬱でしんどい期間がある。
来ないと不安だが、来たらしんどい…

私はピルを処方されてる為、飲んでいない時よりはマシですが


友人から電話があり、
生理不順と生理痛で苦しんでるという。

≪仕事にもいけないくらいの生理痛が先月あって、死にそうだった…
それなのに彼ってば、生理中でもセックスしたいしたいって…≫

彼女とは性的話しも普通にする仲だ。

付き合ってる彼は年下で盛んなのは聞いていたが、
生理中にまで求めるなんて……信じられない……


布団は汚れる可能性があるし
独特の生理臭というのも気になる…

≪彼に生理中はやだって言ったらどうなの。≫

≪やだって言っても やだって事はもっとしてって事だと思ってるみたい…≫

ん~~~…
AVの見過ぎなのではないだろうか…彼……


≪しかも血が出てるのに触ってきて 濡れてる…って言うの… ≫

これには
私も吹きだした……

性欲なんてもんは長くは続かないと思ってる。

だから
彼の興奮が冷めるまでは付き合ってあげるように言ったが…

生理中でもしたいのか
生理中にしたいのか…

彼に聞ける機会があれば聞いてみたいもんだ










いつもは静かなカフェで
≪あいつ本気で超~~むかつんだけど~~~~~≫
という声が響いた。

声の主は
一人で座ってる女性。

携帯片手に
アイスコーヒーをストローでツンツンと突きながら、
苛立ってる様子。


≪結局自分が悪いなんて思ってないんだよあいつ!喧嘩したらいっつもそうなんだって!≫

彼と喧嘩をした事の報告だろう。

≪そんなつもりね~~よとか 何怒ってんの?とか 誰が怒らしてんだっつ~~の≫

あまりの勢いに 
いつもはこっそり盗み聞きする私も
ガン見をしてしまった


あまりにこの場所には似合わない状況だった。

彼女は目線だけこちらに向けたが、
おかまいなしで話し続けた。

≪てかさ、私ってなんなの?嫁じゃね~~のになんでそこまで言われないといけないわけ?
わかんないんだけど… 部屋片付けろよとか飯作れよとか 何様だっつ~の≫

言葉がどんどん乱れ、
彼との喧嘩を思い出して、噴火寸前。

喧嘩をすると
死ねばいいのに…くらいひどい事、思ってしまった事ありますよ。私も。

口がうまい人、口では勝てない人なんて特に。

口じゃ勝てないから
ものにあたる
その事に対して 説教をされ、
喧嘩の原因が分からない…


ヒートアップすると
相手を傷つける言葉、平気で出てきちゃいます。

≪今も冷戦中だよ。メールも無視。もう知らない あバイトの時間だからまたね≫

と言って電話を切った彼女。

その言葉を聞いて羨ましい…と思ってしまった私。

喧嘩して冷戦中でも彼からメールくれてるんじゃん……

返してやれ……

と思う。

お互いごめんって言いたいんだ。
喧嘩なんて本当はしたくない。

いくらムカついても、いくら殴りたいって思っても。

本当に嫌いなら
目の前から姿を消すだろう。

違う世界に迷いなくいけるだろう。


イヤな事の倍
いいことを思い出すから

簡単には別れられないんですよね。きっと。











本日は脱毛サロンにお邪魔してます。
少し早く着き、他のお客様とはカーテン一枚のベットの上でアイシングをしていると、

友達二人で施術を受けてるらしきお客様の話し声。

≪キャンペーン中で安い時に、できる限りの脱毛しておかないと高くなったら出来ないよね≫

≪脚と、脇と~迷ってるのがアンダーヘアなんだけど…≫

≪アンダーどうする~~??私は毛量減らしたいからやるけど~~≫

≪私も形は整えたいからしたいんだけど~~一回すべての毛を剃らないとダメでしょ…パイパンって彼氏になんて思われるか……≫

≪あ~~あんたの彼、そういうのわかんないから変な誤解しそ~~うwww≫

≪そうなんだよね。なんで??なんでこんな事に??って思われそう…≫

≪でもさ~~脱毛するからって説明したら大丈夫でしょ。パイパンにしたらしたで、彼もはまっちゃったりして~~wwww≫

≪あんたのとこは?どうなの?パイパンにした時って、何か言われた?≫

≪最初は 丸見えじゃん~~って笑ってたけど、下着はいても綺麗に見えるし、セックスもないほうが気持ちいいらしいのね。 ≫

≪まじ???一生パイパンは厭だけど、マンネリ解消にはいいのかな…≫

≪やってみなよ~~!一回やっただけで一生生えないなんて事ないんだし…≫

≪うん!メニュー追加する!≫


女性にとっては
悩みの 

彼からしたら、そんなのどうでもいいじゃんと言われそうな事ですが、
男性も 
抱いた女がチクチクしてたとか、
綺麗な人が電車のつり革持った時脇が黒ずんでた…など

以外と観てるんですよね。


私自身もアンダーヘアの処理は
脱毛とブラジリアンワックスなど、いろんな方法で試している途中ですが、

パイパンセックスはいいものです。
まずは清潔。
そして、濡れてる事が丸わかりだそうで、

彼も興奮高まります。


やってみよう!と思った彼女。きっと素敵な夜になる事でしょう。

女の美容に対して頭を柔らかく、寛大に受け止める彼氏は
付き合ってる彼女に磨きをかける事が出来るということですね























世の中には
自分がかわいい、綺麗だという事を自覚してる人がいる。

≪彼氏はいないけど、遊ぼうって言ったら来てくれる人は何人かいるよ≫的な

私はみんなのものなの。という人だ。

こういう人に自分の彼は紹介したくないものです。

私の友人は、

何人もの友人の男をつまみ食いした 魔性の女


そんな彼女と先日3年ぶりに会う機会が会った。

≪久しぶり~~~~い≫

彼女は
ブランドものを持ってはいたが、つい最近買ったんだ~~と自慢をして来ていたあの頃よりは落ち着き、
見た目は少しふっくらとしていた。

≪最近~~、ご飯おごりって当たり前じゃない訳??≫

と、発言は相変わらずパンチが効いている。

≪ま~、今でもおごってくれる人は健在だろうけど、この年になったら
先のない人におごってもらうのも、気持ち悪くない?≫と私。


すると彼女は
≪あり得ない。昔は財布持って行かなくてもなんでも手に入ったし食べれたのに≫

3年前は
みんながうんざり気味に聞いてた話しも

私にとってはツボだった。


≪彼氏がいるとか、そういう相手だったらなかなか誘えないとかいろいろあるんじゃないの?≫と
フォローしてみたが、

≪特定の彼なんて今もいないし、エッチしなくても プレゼントもらってた≫

ほ~~~~~……
エッチしなくても貢いでもらえるなら
向いてる仕事はたくさんあるはずだ。

なんなら
恋愛マニュアルならぬ
貢がれテクマニュアルでも出して印税生活でもしたらいい。

≪今は12歳年上の爺さんが唯一のパパなの≫

というので

エッチしてるパパって事かと突っ込んでみた


≪爺さんなのに、今までしてなかった分を焦らしてたと勘違いしてたみたいで、一回もう会わないでおこうかなんていうからしちゃったらそのままこの関係≫

成り上がりならぬ
成り下がり…



こんな女が出版でもしたら
詐欺だ

≪あんた彼とは?順調なの??紹介してよ~~男~~≫

と笑顔で言うので、




≪一回黙って自分の彼と寝た女に誰が男の面倒みるか≫と言い放った。

そう
学生時代に

この女には一度、乗り替わられてはないが浮気をされた事がある。

その彼とは別れてから知ったので、どうでも良かったが



彼女の顔は引きつった。

≪よく、人の男と寝ておいて、ご飯いこ~~なんて誘えるね。
でも あんたのその性格、今となっては面白いから来てみたら
未だに男と金の話し?
貢がれてセックス出来てた頃のあんたはもっと若かったし、細かっただけじゃない?≫

と言い放って、
伝票を持ち席を立った、

≪一人先に払います≫というと
厭そうな顔もせずに店員が清算してくれたので

彼女の分の終わってない伝票を再度席に持っていき


≪あなたに下心なんてないから自分の分は自分でね≫

とだけ言い店を出た。


別に
知らない振りをして彼女に会う事だって出来た。
ただ、3年振りに会った彼女が過去の栄光にすがりつき、
過去のまま何も変わってないと手を抜き
太っていた事に腹が立ったのだ。




今の彼女に彼を寝とられたら
もう自殺するしかない

女の恨みは
根深い















久しぶりにネイルのお手入れに行ってきました。
私の通うサロンは、個室ではなく、
他のお客様との距離もそんなに離れていないので、
会話丸聞こえ。

私より先に施術されていた
方の後ろの席に座り、

ネイリストに
≪ストーンいっぱい付けて~~もっと派手にして~~≫

などの細かな注文を繰り返していました。

説明を伝えきったのか
ネイリストの担当の方と

彼の話しを始めました。

客≪彼とは付き合って別れてを繰り返して 今3回やり直してるの≫

担当≪え~~それってすごい運命じゃないですか~~どうやって戻るきっかけを??≫


客≪新しく彼が出来ても、エッチが合わなかったり、性格が合わなかったり。そういう彼と付き合うと元彼思い出しちゃって……そんな時にはタイミングよく、メールがきたり、電話くれたりしたの≫

担当≪なんか以心伝心って感じですね~~≫

客≪そうそう!で今回よりを戻したきっかけは スマホに変えてラインってしってる?チャットみたいなアプリ。≫

担当≪あ 知ってます~~やってますよ~≫

客≪あれって~~元彼の電話番号とか登録してる人、勝手にお友達とかになるでしょ~~。で、あラインしてるんだ…みたいなのが入ってきて~~、会う事になって~~エッチして戻った感じ≫

担当≪やっぱり よりを戻すきっかけってエッチなんですかね~~≫

客≪きっかけはそうかも~~だって、エッチするためにもう一度会おうって言ってるわけじゃないでしょ?流れでエッチになったらやっぱり好きって事になるんじゃない??≫

担当≪より戻したい彼がいるんですけど アタックしないとダメですね!≫


どう思います??
男は過去の女を横に並べ 女は過去の男を上書きする
とよく言いますよね

男はいつまでも俺の事好きなんじゃないかと思うって友人が言ってました
馬鹿なんじゃないかと
私はその友人に言った事がありますが

女もエッチの相性が良ければ
ピックアップし、横へ並べ、 もう一度見つめなおす事も出来るということですね


私の場合は、
完全なる上書き保存タイプの為、
始めてエッチをした人の顔は
ぼんやりとしか浮かんできません。


女は過去の恋愛に対して冷めていると思っていましたが、
肉食女子が増え、草食男子が増えてる世の中。

男と女の方程式にまで変化あり???







女の子のバックはデカイ。
イメージありませんか?

何が入ってるんだ…と男性からしたら疑問に思うことも多いでしょう。

メイクポーチ、デジカメ、携帯、手帳、財布などなど。
一泊の旅行にでも行けるんじゃないの?ってくらいの量の方もいらっしゃいます。

先日仕事の打ち合わせをファミレスでしていた時の事。

仕事相手の後ろに座った女子2人。

二人ともが大きなバックを持ち、料理を注文した後すぐにメイクを直し出しました。


個人的に飲食店でメイク直しをする女子は
嫌いです。

≪女はいろいろ大変とは思いますが、場所はわきまえましょう≫

私から見える方の女子が
かばんの中から雑誌を二冊取りだし、

≪ね~~今度の休みのダブルデートどこいく~~≫

と広げ出した

≪映画はしゃべる事できないし、遊園地は疲れるし~~ドライブっていってもどこいくよ~~≫
と背を向けた彼女が言う


……おいおいすべてに対していちゃもんつけとるがな……

と吹きだしそうになったが、

≪じゃさ~~、ご飯食べて~~カラオケでも行って~~飲んで~~解散???≫

と雑誌をめくりながら私から見える方の女子。

≪おっけおっけ~~じゃ~~それで~~てか遅くない??ハンバーグ≫

と背を向けた彼女が振り返り不満そうな顔を店員に浮かべる。


ダブルデートってものはもっとワクワクするもんではないのか…

あなた達の言ってるそのプランが

彼女の持ってる雑誌二冊に書いているのだろうか

ご飯食べて~~カラオケでも行って~~飲んで~~解散なんてプランが掲載されてる雑誌など
私は一円も払いたくない。




















コンビニで、ランチを選んでるOL二人。

お弁当やサラダを見てはいるが話しに夢中のようだ。
化粧品の話しや、合コンの話し。

時間に余裕があったので、
コーヒーを買い、外の灰皿のところでタバコを吸っていたら

先ほどの彼女達が 私の隣でタバコを取り出し吸い始めた。

二人とも、OLらしい制服。

黒のベストに黒のスカート。

お堅い仕事なのか、髪もナチュラルなまま派手ではない


A≪さっきの話しだけど、上司の○○さん、新人の○○さん狙ってるのばればれじゃない?≫


B≪わかるわかる!明らかに目で追ってるし、新人に出来そうな簡単な仕事ばかり振って褒めてるとか、マジでばればれだよね…≫

A≪ああゆう新人って、上司に気に入られてます的な態度になって後々面倒だよね…≫

B≪別に顔は普通なのに若いってだけでちやほやされてほんと気分悪いよね≫

A≪ま~あの子はまだその本性出してない感じよね。女の先輩にも媚びてるし。≫

B≪私あの子嫌いだよ。トイレのメイク直しの時間マジで長いし、ベースメイクから直してるんだよ 会社に何しに来てんのって感じ≫

A≪Bも入りたての時 上司に気に入られて良く飲み会とか参加させられてたよね~~≫

B≪あった、あった。気ばっかり使って、一度酔った勢いで○○さんとホテル行ったんだけど≫

A≪え~~~~~!初耳! やったの??≫

B≪やったっていうか 未遂??お酒飲んで立たないとか言い出して…≫

A≪何それ~~~~~ てか○○さんが新人誘うってよく聞くけどあんたもだったんだ…マジ怖い≫

B≪それ以来気まずいし、避けられてるのかなって思いもあったけど 今も働いてるし、なかったこと…みたいにはなってるね≫

A≪そうなんだ、もう一本吸ってく??≫

Bは細いタバコを吸ってる為すでに二本目を消していた

B≪いや食後でいいや いこっか≫


私としては
Bさんが本当はその上司に気に入られ
悪い気はしてなかったんじゃないか…などいろいろ考えたが、

彼女達は行ってしまった。

短期間の会話。
まさ強調文強調文少し大きい文字にコンビニトーク。



男ってものは
若くておっぱいでかくて、
抵抗なしにばらまかれる笑顔に弱いってのは
マジ話し。


これ教えてもらっていいですか~~~~??っと
上目使いで言われた日には

≪ググれよ!!≫なんて言葉は出ないだろう。

モテ女同士の会話とやらに遭遇する日を心待ちにしよう。










少し前、電車の向かい合わせになった席でウトウトしていたら、

目の前と隣に女子が三人。

≪すみません~~≫と言いながら座った。

私は ≪いいえいいえ。≫と姿勢を正し、

外をぼんやり見つめた。

彼女達は
人に迷惑のかからない程度の声でガールズトークを始めた。


三人の中で客観的に見て一番かわいい ブランド品好きそうなA
少しぽっちゃりとしてるが、愛嬌ある顔だちのB
ボーイッシュな格好をしてるがいい香りの香水をつけてるC

A≪どうなの最近彼と…もう付き合って二カ月でしょ?≫

B≪うん。昨日も会ってたよ!電話も毎日あるしメールもすごくマメにくれる≫

A≪良いじゃん!見た目結構もてそうって写メみた時感じたけど 硬派なんだね?≫

C≪ああ~~思った思った!背も高いし、顔ちっちゃいしかっこいいよね~~≫

B≪私も最初に会った時は絶対に彼女いないわけないって思ってたんだけど、付き合ってみてだんだんと、真剣に考えてくれる人なんだなって思ったよ。≫

C≪良い人捕まえたじゃん。夏はどこか行ったの??旅行とか≫

A≪Bはおっぱい大きいから水着とか着たら彼やばいんじゃない??≫

B≪うん。海に行って、帰るのかなって思ったらこのままどこかに泊ろうかって、予約してなかったんだけど旅館ネットで見つけてくれて、部屋空いてたから泊ったよ~~≫

AとCは二人で顔を見合わせ、その次の話し、どっちが聞く??と
アイコンタクトをしてる様。

C≪泊ったってことは~~…もう…≫
と体を乗り出して言うC。

B≪ううん。実はまだなの。私そういうの、まだ…したことないじゃん…≫


AとCは第三者の私から見ても明らかにがっかりした様子。
二人揃って≪そう…なんだ……≫

そこで
話の中心だったBが荷物を持ち出し、
≪じゃ、またね!またメールするね≫と言って席を立った。


彼女は処女なんだ…
少し大きい文字の妄想は膨らんだ。


エッチ未経験であのムチムチバディー。おっぱいの谷間も見えてた。

女の私は 遠慮なくガン見できた…


話の中心が帰ったあと、二人は

A≪てかさ、何のためにそこまで守るわけ??泊ってさ、出来ないって、彼としてはどうなの≫
と、美人な顔立ちを総崩しにするような本音。

C≪うん。今まであの子も彼氏いたじゃん。すぐに別れたけど。なんかの宗教でも入ってんの≫
あらら…そこまで言うか…

C≪あれだけ谷間アピールしておいて、いざお泊りになったら 待って…なんていう女すぐに飽きるでしょ≫

A≪本当に好きなら手を出さないとか昭和でしょ。エッチもしないで何が分かるんだろ…≫

さっきまでの顔とは明らかに違う顔つきと言葉使い。

女って怖いですね~~~…
同性でも思ってしまいます。

A≪ま、あの子の彼、○○(聞いてる限り Aの男友達の名前)とも仲いいし、今度聞いとくよ≫

C≪エッチ出来なくて別れたとか言ってたら教えてよ。私、あの顔好きだし≫

おっけ~~~~~キャハハと

ザ.女子 な笑い声


根性ババな彼女たちの会話を聞いていたかったが、私の降りる駅に到着した。

奥につめていた私は

≪すみません≫彼女達の前を通ったとき、

Aが


≪あ!パンプスかわい~~~~≫と私のパンプスを指差し

余所行き笑顔と声で言った


私も
内心 ≪君の本性は把握してるよ…≫と思いながらも
笑顔で会釈し、
電車を降りた。


女という生き物は、
裏 表だけではない

一枚 二枚 三枚と 日めくりカレンダーのように表情を変える。


























































エッチに関するガールズトークというのは最初ひそひそと恥ずかしそうに始まるのですが、
相手が自分の意見に対して、賛同したり、意見することで
どんどん声が大きくなってゆく…


大手ファーストフード店で
女子高生が、二人。

三角座りをしながら話すギャル。
制服のスカートが太ももまで捲れ、角度によってはスカートの中が丸見えになってるのではないかと思う姿勢。

キラキラデコられた携帯を触りながら友人に語る…

『そういえばさ、昨日の合コン。アユミがどうしてもって言うから行ったんだけどさ…
相手のメンツ最悪だったんだけど』

【どんな奴らだったの?】

『アユミが付き合ってた元彼のバイト先の奴らでさ、全員がま~~顔は普通って感じ??』

【ふ~~~ん。イケてる子とかは0だった訳ね。んで、おごりだった訳?】

『ご飯は向こう持ちで次にカラオケでも行こうってなった時にさ、ご飯食べてる時にま~~ま~~気が合って、アド交換した人がいたんだけど~~。2個上でさ。』

【うんうん。あんた絶対年上じゃないとやだもんね。】

『カラオケ行くか、みんなから外れてどこかへ行くかって言われたんだけど、ほら、こんな感じで風邪ひいてたし、カラオケはキツイっしょ?』


そのあたりまで話したところで
テーブルの上のものはほぼ空になり、
話すほうも聞く方も手持無沙汰なのか 

ストローの袋をいじったり、鏡を見ながら化粧したり、行動はばらばら。
話しだけが続いていったのです


『てかさ、●○に新しいラブホ出来たんだけど、あそこマジやばい…』

【え~~即ホテル行ったんだ!】←声マックス

お互い顔を見合わせて ≪声でけ~~よ…≫という表情を浮かべながらもテレ笑いする姿は

こちらも思わず吹きだしそうになった


『相手2個上だし、顔は普通だけど、彼女と別れて2カ月とか言ってたし、ま。いっか~~って感じで ゆかがそのホテルが綺麗でいっぱいアメニティーもそろってるって言ってたから どうせ行くくならそこがいいって言ってみたの』

【すご~~い そんなにいいんだあのホテル!】

『でさ、先にシャワー浴びてって言うから メイク落ちないように体だけ洗って出ようとしたら
裸でいきなりお風呂に入ってきたんだって!』

【マジか。ありえない。】


『てかさ、マジきもいんだけど 服着てたらわかんなかったんだけど 超毛深くて~~』

【きゃ~~~~~】← この声で後ろにいた男性が ビクっとし 顔をゆがめて振り返る

『いきなり抱きついてきたから~~ とりあえずベットまで待ってって言ったのに、強引に触ってきてさ~~シャワーは髪にかかるし~~テンション下がる~~』

【なんなのそいつ 猿じゃないんだから待てないわけ??】

『で、とりあえず出て、タオル体に巻いてベットでいたら~~そいつ、もう一回下着つけて制服に着替えてっていうの』

【マジ?趣味偏ってんじゃん】

『もうこいつとは2度と会わないって思って、その通りにしたの』

【うん あんたもドМだね】

『笑 そしたらさ、もうAV男優??ってくらい、息も荒いし、声もでかいし、アソコばっかりなめるし~~… 私…そういうの嫌いって思ってたんだけど~~』

【………】

『超イキマクリ~~~!!』←恥ずかしかったのかもう氷しか残っていないであろうドリンクをすごい勢いで吸い ズズズっとものすごい音をたてた

【よかったじゃん…なんで最初に合コンが最悪だとか言ったわけ??】


『後からカナからメールでさ、アキ君ってアユミの次狙ってる男なんだよって…』

【ちょっと~~~……マジで?どうすんのよ】

『毛深いのは無理って思ってたけど~~セックスしたら付き合ってもいいかなって思ったんだけど アユミ狙ってるだけじゃなくってアキ君とセフレだったんだよ… 最悪じゃね??』

【最悪~~~~~~】


彼女たちは
ケラケラと笑いながら、

食べ終えたものをトレイの上に片づけ、
ゴミ捨てに向かい、
何を思ったのかトレイごと ゴミ箱へ入れ帰って行った、


エッチした人がかぶることを 兄弟になるとか姉妹になるとかいうが、
彼女たちは
そんなことは後の祭り。

見た目はタイプじゃなくても、
生理的に無理だと思っていても

食べず嫌いがお嫌いな様です。

親にも話していないだろう会話を
親友と呼べる友人には すべてを話す。

周りがどんな顔で自分たちを見ようとも、
何を思われようとも

今したい、今話したいことを素直に言う彼女たち。

私が
彼女たちの長い話の内容を メモに書いていたことにすら気づいていないだろう。


どんなセックスも それぞれ感想はあるだろう

彼女の中での感想は
最高なセックスだった。


私は彼女と話しに出てきたアユミという友人とアキという毛深いテクニシャンの今後が気になってしょうがない…












なんだか体がだるい… 
夏バテなのか、冷たいものを飲むよりも暖かいものを欲して
純喫茶に一人で入った。

店内に漂う、昭和な雰囲気。
声がオネエ風なマスターが注文を取りにくる。


隣では外回りの営業?で汗をかいたサラリーマン。

冷たいコーヒーとアイスクリームを早食いかのようなスピードで胃袋へ入れていた。

そういえば昔、
一緒にお茶をした時に
チョコパフェを注文する男と付き合ったことがある。

顔はどう見ても強面。

<俺チョコパ>

と無愛想に私に言うので

店員に

<ブラックのアイスコーヒーとチョコレートパフェを>
と頼むと、

私の前に
チョコレートパフェ
彼の前に
ブラックのアイスコーヒー
が セッティングされ、店員の
ごゆっくりどうぞ という言葉の後に 
手前のものをゆっくりと入れ替える というのが
日常だった。

私は甘いものが苦手だ。

その彼と付き合うまでは、
付き合った相手がケーキを食べることすらいやだった。

甘いもの好きな男性が苦手だった。

でも。
甘いもの好きな男性が嫌いだったわけじゃなく、

本当のところは
<俺ケーキ食べたいけど 君が頼まないなら我慢するよ>的な、

俺一人だと恥ずかしいからお前も頼めよ的な雰囲気がいやだっただけなんだと気付いたのだ

なぜなら 強面の彼は

私の目も 店員の目も気にせず

きっと私とじゃなくても、
俺が食べたいと思ってお金を払うんだから
何を食べようが勝手


このスタンスだから、
チョコを口もとに付けて、

うん うま~~~~い
と微笑む彼を見て幸せな気持ちになったのだ。

外回りで汗をかいたサラリーマン。

ぐったりした顔の奥に、これを飲んで食べたらまた頑張るぞという
きりっとした顔を見たとき、
ずっと前に付き合っていた彼を思い出した。

きっと隣のサラリーマンは
私に対し
こんなに暑いのに ヒットコーヒー飲んでるなんて
どうかしてる女だとうんざりしたに違いない

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